名古屋大学大学院工学研究科の中村英樹教授、株式会社オリエンタルコンサルタンツ、株式会社キクテックは、
平成26年2月5日付で、3者が開発した「横断者感知式注意喚起システム」に関する共同記者発表を
名古屋大学 野依記念学術交流館で開催致しました。
本システムは、交差点における右左折車と横断歩行者による事故や、単路部の信号のない横断歩道上の
事故などを対象として、横断歩道の両脇に設置した人感センサーにより、横断する歩行者自転車を感知し、
道路鋲(発光鋲)、LED表示板を点滅させることで、右左折ドライバーに注意喚起を行う『横断者感知式注意喚起システム』です。
本システムのポイントは、常時あらゆる方向に対してむやみに警告しているものではなく、横断歩行者が横断しようと
しているときのみにそのことを検出して、また、必要な側のみ点灯させるといったシステムである点が大きな特徴です。