文字のサイズ

案内標識の文字について

道路標識に使われている文字には、実はいくつかルールがあります。

●書体

一般道路の標識では、「丸ゴシック体」が使われています。「道路案内標識文字の表示基準(案)」では、文字の色によって使う書体が決められています。
・白色の文字:ナールD
・青色・黒色の文字:ナールDB

さらに、英字や数字については、文字の色に関係なく「ヘルベチカ・デミボールド」という書体が使われます。ただし、一部の案内標識(114系・105系・106系など)では、これとは少し違う書体が使われていることもあります。

高速道路の標識では、「角ゴシック体」が用いられます。NEXCO(東日本・中日本・西日本高速道路)が設置する標識では、次のような書体をもとに、見やすいように加工した文字が使われています。
・漢字:ヒラギノ角ゴシック体W5
・英字:Vialog Medium
・数字:Frutiger 65 Bold

都市高速道路では、少し異なる書体が使われています。
・漢字:ゴナDB体(首都高速では新ゴM)
・英字・数字:ヘルベチカ・デミボールド(首都高速ではVialog Medium)

●大きさ

標識の文字の大きさは「設計速度」によって変わります。設計速度とは、道路構造令の下でカーブや勾配などを設計するときの基準となる速度のことです。設計速度が速いほど、遠くからでも読めるように文字は大きくなります。

・70km/h以上:30cm
・40〜60km/h:20cm
・30km/h以上:10cm
(いずれも標準的な大きさです)

文字の大きさには他にも決まりがあります。英語が併記される案内標識では、英語の大文字は漢字の半分くらい、小文字はさらにその3/4ほどの大きさになります。

ただし、標識の大きさや内容によっては文字が入りきらないこともあります。その場合は「長体」と呼ばれる横幅を少し細くした文字を使います。基準では、最大で横幅を80%まで細くすることができます。

ここまでは日本国内で標準的なルールでしたが、地域によっては独自のルールもあります。例えば東京都では、漢字を40cmと大きく表示することがあり、英字の大文字も通常より少し大きく(漢字の2/3程度まで)できるようになっています。

なお、NEXCOの高速道路本線にある標識では、
・漢字:55cm
・英字:30cm
が標準の大きさです。ただし、一般道路からインターチェンジへ案内する標識などでは、これより小さな文字が使われることもあります。

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